いいへんじ|稽古場レポート
1/13(土)いいへんじの稽古場に遊びに行ってきました!
稽古場の様子をレポートします。
いいへんじの稽古はおしゃべりから始まります。「言いたい」「言わない」など、「言う」という言葉に関連するテーマが、主人公以外の役者さんに割り振られていて、毎回の稽古で今日はこの人の番、今日はこの人の番と、一人一人のテーマについてみんなでざっくばらんに話しているそうです。どうやら開場時間にここでおしゃべりしたことを使って何かやるみたいです。楽しみですね。
ひとしきりおしゃべりして、台本を持ちながらの立ち稽古。「つまり」に出演される方は全員大学生です。スマホで台本を見ている人もいて、現代的だ…!と思いました。
「つまり」は、言葉にすること・素直になることの難しさを描いた作品なのかな、と稽古を見ていて思いました。伝えたいけどでも恥ずかしいから言葉にできなくて、自分の気持ちはわかってほしいけどそれを素直に言うなんてできない!みたいな、些細なことで悶々と悩んでしまう気持ち、私も身に覚えがあります。
そんな、本人にとっては大問題だけれど、他人からしたらどうでもいいようなことかもしれない、心の揺れ動きを表現するために、ダメ出しでは作・演出の中島さんからとても細かいオーダーが入ります。
細かいといってもイメージを押し付けるようなことではなく、稽古場のみんなで納得しながら少しずつ前へ進んでいくような、丁寧な作業でした。いいへんじの稽古場の雰囲気はすごく優しいのですが、それはみんなで納得することを大事にしてるからなのかなと思います。
稽古の終わりに、ディスカッションタイムがありました。いいへんじは「つまり」の稽古場を公開していて、特に水曜日と土曜日は見学の人も交えて今日の稽古についてお話しする時間があるのです。稽古を見ていて思ったことなどお話しさせていただきました。
いいへんじは、稽古場公開だけでなく、演出ノートを公開したり
主人公のSNSアカウントを作ったりと
作品に関する色々な取り組みを行なっています。皆さんもチェックしてみてくださいね!
谷川
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