下北ウェーブ2018が目指すところ
みなさんこんにちは。
下北ウェーブ2018を担当している、本多劇場の半澤です。
選出団体の紹介や、稽古場レポート、公演情報などをお伝えするブログを開始することになりました。この企画は「蓄積」が大切だと思います。劇場である本多劇場が運営し、場所ということについて選出団体と考えながら上演に向かう。その過程の蓄積こそ、これからの演劇界において1つの引き出しになると思っています。
今回で2回目となる下北ウェーブでは、制作アシスタントを募集しました。本多劇場とその外側からの視点を交じえることで、「場所/劇場⇄ギャラリー」「若手/継続⇄お金」のような演劇界における一定の問題を重層的に考えられる企画にするためです。
参加してもらうのは、大川あやのさん、谷川清夏さん。この2人が主にブログを更新してくれると思いますのでお楽しみに。
本企画は、単純に勢いのある若手を選出し、上演を支援する企画ではありません。
・劇場公演の意義を考える
・プロのスタッフとの対話力を身につける
・下北沢にとって新しい演劇を提供する
・上演後も一定のパートナーシップを結び、諸問題への考察を継続する
などを目的としています。
今回は2017年よりも約1.5倍の応募をいただき、少しずつ認知されていると感じます。そのおかげですでに力のあると思われる団体からの応募もありました。しかし、あくまで上記の項目をともに並走できるパートナーを選出しました。これからのアーティストは『考える力』を持つことが本当に大切だと思います。
少しは下北ウェーブについてご理解いただけたでしょうか?
どうか、これからの未来を考える若手団体を応援していただければと思います。
本多劇場/半澤裕彦
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